晩期合併症について

晩期合併症とは

小児がんの治療を終えた子どもたちのなかに、がん自体、または抗がん剤や放射線などの治療の影響によって生じたと考えられる合併症が起こることが明らかになってきました。これを「晩期合併症(ばんきがっぺいしょう)」といいます。晩期合併症には、成長発達の異常(低身長、やせ、肥満、骨・筋肉の発育不良、不妊、糖尿病)、中枢神経系(脳)の異常(学習障害、脳症、てんかん)、歯の発育異常、臓器異常、二次がんなどがあります。これら晩期合併症の多くは、小児がんの種類、治療の内容(抗がん剤の種類と総投与量、放射線治療の部位と線量)、治療を受けた時の年齢、そして治療に対する本人の感受性などに関係します。

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